2018年11月9日の日刊建設工業新聞に市ヶ谷ファーストキャビンが掲載されました。

2018-11-09

貸会議室⼤⼿のティーケーピー(東京都新宿区、河野貴輝社⻑)は、上質なコンパクト(カプセ ル型)ホテルを展開するファーストキャビン(同千代⽥区、来海忠男社⻑)とタッグを組み、東 京・市ケ⾕の本社ビルに都内初の会議室併設型コンパクトホテル「ファーストキャビンTKP市ケ ⾕」を15⽇に開業する。

7⽇に開業記念式典を⾏い、河野社⻑や来海社⻑ら関係者がテープカットで門出を祝った。

TKP市ケ⾕ビル(新宿区市⾕⼋幡町8)の本館と別館のうち、主に倉庫として使っていた不稼 働スペース1767平⽅メートルを165室の簡易宿所にコンバージョンした。うち、15室は ファーストキャビンのノウハウを⽣かして⾶⾏機の客室をイメージした「ファーストクラス」と位 置付けた。

地⽅からの出張を伴う会議や宿泊研修に加え、訪⽇外国⼈を含む旅⾏者とビジネスマンの需要を 取り込む。働く場、憩える場としても機能するよう、館内に⼤浴場やロビーラウンジも備えた。

設 計はプランテック総合計画事務所、施⼯はプランテックファシリティーズが担当した。 ティーケーピーは働き⽅改⾰の新たな取り組みとして、同施設で⾃社の従業員に朝⾷を無料提供 し、客室での仮眠や⼤浴場を使えるようにする。河野社⻑は「働く時間の多様化に対応し、働き⽅ 改⾰の新たな実験場にしたい」と語り、この取り組みがうまくいけば、今後は近隣の企業にむけて 同様の福利厚⽣サービスとして提供する⽅針だ。