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2019年6月25日の西日本新聞に大分トリニータの記者会見に関する記事が掲載されました。
貸会議室大手ティーケーピー(TKP、東京)は24日、サッカーJ1大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(FC、大分市)の株式を20%取得し、筆頭株主になったと発表した。河野貴輝社長が大分FCの社外取締役に就く。株式取得は21日。取得額は非公表。
河野氏と大分FCの榎徹社長が東京都内で記者会見して発表した。大分FCは2014年、債務超過を解消してJリーグに残留するため、企業再生ファンドから3億5千万円の出資を受けた。今回、TKP以外にも数社から新たな出資を得たとしており、ファンドからの株の買い戻しを終え、経営再建にめどを付けるとしている。
河野氏は大分市出身。大分FCへの出資は、大分県での知名度を向上させる狙いがある。TKPは今後、大分県を足がかりに地方展開に力を入れる考えで、県内でコールセンターやホテル、温泉併設の企業研修所の開設を検討している。