株式会社ティーケーピー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:河野貴輝、以下TKP)は、このたび、公益社団法人日本証券アナリスト協会が実施する第25回「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」(2019年度)において新興市場銘柄部門で受賞しました。
■「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」とは
日本証券アナリスト協会が企業情報開示の促進・向上を目的に、1995年より開催している表彰制度で、約500名の証券アナリストが以下の基準に基づき評価をおこないます。
1.経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス
2.説明会、インタビュー、説明資料などにおける開示
3.フェア・ディスクロージャー
4.コーポレート・ガバナンスに関連する情報の開示
5.各業種の状況に即した自主的な情報開示
また、「フェア・ディスクロージャー・ルール導入施行後2年目の対応」や「非財務情報(ESG情報等)の開示」の充実等の観点からも評価をおこないます。
TKPは新興市場銘柄部門(対象企業数28社)で受賞いたしました。評価頂いたポイントは次のとおりです。
経営陣のIR姿勢等においては、「経営陣が、IR活動の重要性を認識し、ミーティング等を通じて自ら経営戦略を十分に説明していること」、「IR部門が、経営陣と情報を共有することにより、経営陣の代弁者として十分に機能していること」、「会社にとって都合の悪い情報、自社の弱点、低収益あるいは赤字の事業についても積極的に開示していること」などが評価されました。なお、経営陣がIRに積極的で、ポジティブ情報、ネガティブ情報を伝える姿勢に温度差がないことも評価につながりました。
説明会等においては、「今期業績計画について根拠を示し整合性のある説明をしていること、また、四半期の情報開示が経営実態に即して十分に行われていること」および「中・長期の成長見通しについて、具体的に根拠を示し整合性のある説明をしていること」が共に最も高い評価となり、さらに、「収益および財務分析に必要なデータが十分に記載されていること」、新中期経営計画の開示、同説明会の開催を評価されました。
フェア・ディスクロージャーにおいては、「投資家にとって重要と判断される事項(業績変動、合併・提携・事業買収、増資、事故・災害、リスク情報等)の開示が迅速に行われ、かつ不公平や混乱が生じないよう十分な注意を払っていること」が評価されました。
コーポレート・ガバナンス関連においては、「資本政策、株主還元策、キャッシュの使途、財務バランス、資金調達および目標とする経営指標等について十分に説明されていること」、「経営機構(社外取締役の独立性等)、経営資源および内部統制について十分に説明されていること」が評価されました。
自主的情報開示においては、「ウェブサイトでの開示や決算説明会以外の開示(施設見学会の実施、主要事業に関する説明会の開催およびアニュアルレポートの作成など)に取り組んでいること」が評価されました。
※詳細はこちらです→
https://www.saa.or.jp/disclosure/pdf/disclosure_2019.pdf
■今後について
TKPは、さまざまなビジネスシーンにおいて快適なオフィス環境を実現し、「いつでも、どこでも、すべての働く人たちに。」をキーワードに、あらゆるステークホルダーに最高のサービスと信頼を提供することで社会の課題解決に貢献するよう全力を尽くしてまいります。今後もこうした取り組みを続け、株主および投資家のみなさまとの対話を重視した経営をより推進してまいります。