貸会議室⼤⼿のティーケーピー(TKP)は、新型コロナウイルスの感染拡⼤を受けて、BCP(事業継続計画)策定を進める企業の⽀援をしようと、同社の貸会議室をテレワークなどのためのレンタルオフィスとして⽉単位で貸し出すサービスを始めた。全国の約260拠点で展開する貸会議室などが対象。
感染者の発⽣でビルが閉鎖される事態に備えてオフィスを分散しておきたいという企業や、在宅勤務以外のリモートワークの可能な場所が欲しいという企業の需要を取り込む。
1⼈当たり約3.3平⽅メートル以上を利⽤することが条件で、料⾦は平⽇の午前9時〜午後6時までで⽉額3万円から。夜間や⼟⽇も利⽤できるプランもある。敷⾦や礼⾦は不要で、基本的にはインターネット利⽤料と⽔道光熱費も料⾦に含まれる。⻑期の契約の場合、企業の希望により内装⼯事をすることも可能という。
政府によるイベントの⾃粛要請などにより、TKPの貸会議室でもキャンセルが出ている。空いた会議室を有効活⽤する狙いもある。
♦SankeiBiz(サンケイビズ)WEB:
https://www.sankeibiz.jp/business/news/200313/bsd2003130500003-n1.htm/