ティーケーピー(TKP)は、JR名古屋駅と三河安城駅に近い2棟の新築ビルに会議室兼レンタルオフィスをこのほど開業した。TKPの店舗は名古屋駅周辺では6件目。三河安城へは初出店で、子会社日本リージャスとの共同施設となる。新型肺炎を契機として企業らが名古屋駅付近とその周辺駅にオフィスを分散させる動きがある。店舗網を拡充することでテレワークも含めた就労需要を取り込む。
開業した「TKPガーデンシティ名古屋駅前」(名古屋市)はJR名古屋駅徒歩4分の立地。6月に竣工したばかりの「名駅ダイヤメイテツビル」の3階に全8室を構えた。約14m2の会議室から約370m2のホールまで揃え、研修や懇親会など多様な需要に応える。一方、三河安城の「リージャスサンテラス三河安城ビジネスセンター」(安城市)は東海道新幹線・三河安城駅徒歩5分。同じく6月に竣工した「サンテラス三河安城ビル」の6階にある。個室のオフィスや10人以上収容できるシェアオフィスなどを用意した。
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