貸会議室大手のティーケーピー(TKP)は16日、ブライダル事業を手がけるエスクリ(東証1部上場)と資本・業務提携したと発表した。エスクリの婚礼会場の平日の空き枠を、TKPが法人向けの会議室などとして販売する。エスクリは平日の稼働率を高められ、TKPは新型コロナウイルスの問題で需要が高まっている広めの宴会場や会議室を確保できる。新型コロナの影響で、TKPの2020年3~5月期決算は純利益が14億円の赤字となり、エスクリも挙式の延期などで打撃を受けている。TKPの河野貴輝社長は「エスクリの婚礼会場はホテルの宴会場と違い窓があり、天井も高い。コロナ対策で他社施設と差別化を図れる」などと語った。
♦朝日新聞 WEB
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