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貸し会議室運営のTKP、アパホテルと提携 狙いは知名度アップ
2010-05-06
産経新聞に当社記事が掲載されました。
貸し会議室運営のティーケーピー(東京都中央区、TKP)は、アパホテル(東京都港区)と業務提携したことを明らかにした。アパホテル&リゾート東京ベイ幕張、アパホテル京都駅前、アパホテル名古屋錦の3つの施設で貸し会議室の運営をスタート。宿泊をセットにした研修プランの提供などサービスの充実を図る。TKPは4月23~28日、政府の「事業仕分け」に会場を提供しており、アパホテルとの提携をきっかけに、さらに知名度を高めたい考えだ。
アパホテルの3施設についてTKPの河野貴輝社長は「立地場所がよく、会議・研修向けの貸し会議室の運営として最適」と強調。宿泊手配と交通機関の手配を一括して提供し、利用者である企業側の負担軽減を目指す。
全国に約500室、3万1千席の貸会議室運営を行っているTKPは東京、神奈川、名古屋、大阪、札幌、博多など全国の主要駅から徒歩5分圏内に、定員4人の小会議室から約400人収容可能な大ホールまで提供。会議室の集まった「ビジネスセンター」やホテル並みの「カンファレンスセンター」を運営している。オーナーから遊休不動産などを仕入れ、価格面での競争力を保っているという。
会議室を利用する企業の弁当や懇親会時のケータリング手配のほか、TKPは旅行業免許を取得。会議室の予約時に出張から宿泊予約も取り扱っている。
最近ではテレビ会議システムを導入し、東京、大阪、札幌、博多の拠点でサービスを始めるなど、利便性の向上に余念がない。
TKPは内閣府の行政刷新会議事務局が開いた「行政刷新会議ワーキンググループ」の会場提供に応札し、東京都中央区のTKP東京駅日本橋ビジネスセンターの会場を提供した。