貸会議室の事業拡大、TKP、熊本・鹿児島も開拓。

2012-06-06

日本経済新聞に当社記事が掲載されました。

貸会議室大手のティーケーピー(TKP、東京・中央、河野貴輝社長)は、九州での貸会議室事業を拡大する。2013年2月期は前期比2・5倍の5店程度の出店を計画。コスト抑制などで会議室を持たない企業による研修やセミナーなどでの利用を見込む。前期に約4億円だった九州での売上高を今期6億5千万円に引き上げる考えだ。

福岡市・天神にある福岡平和ビルの6階を借り上げ、市内では8店舗目となる「TKP天神シティセンターANNEX」を18日に開業する。165人を収容できる大ホールのほか、40人前後の会議室など7室を備える。1時間当たりの利用料金は7千円前後から。3時間から利用できる。

福岡市内では、年内にJR博多駅前のビルに小型の会議室に特化した低料金の店舗を出店する。このほか、熊本県で2ヵ所、鹿児島県にも出店する予定。

TKPは現在、全国14都道府県で約100店の直営店を展開、九州では福岡県内に8店舗を構える。

九州の都市部では企業の集積が進んでいるうえ、物件の賃貸料が全国に比べて安価なことから、市場開拓の余地があると判断。年内に3県15店体制とする計画だ。