貸し会議室大手TKP が旧シャープ東京ビルを本社に

2013-02-25

全国賃貸住宅新聞に当社記事が掲載されました。

空きオフィスを利用した貸し会議室運営大手のティーケーピー(TKP本社・東京都新宿区)は、JR市ヶ谷駅前に新設する「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」に本社を移転した。このほど、政財界から多くの来賓を迎え移転記念式典を行った。

今回移転したビルは、「旧シャープ東京市ヶ谷ビル」で、TKPが1棟全て賃貸借契約し、ビル名を「TKP市ヶ谷ビル」に改めた。

「TKP市ヶ谷ビル」は、一部をTKP本社として使用する他、1階から9階の全56室を、多目的貸会議室施設「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」にする。

同社はまた、ホテル宴会場の獲得・運営を強化。このほど千葉県成田市の「成田東武ホテルエアポート」の宴会場を賃貸借契約し、「TKPガーデンシティ成田」としてオープンさせる。これにより同社が運営するホテル内宴会場は全国で15拠点となる。

同施設は総面積1,575㎡、最大850名収容可能なバンケット会場で、成田空港第2ターミナルから5分という、空港に一番近い絶好のロケーションが特徴。

同社は東京・品川パシフィックホテル宴会場の「TKPガーデンシティ品川」を始め、ホテル宴会場の獲得を強化している。

特に千葉県では、千葉市の「カンデオホテル千葉」、「アパホテル&リゾート東京ベイ幕張」の宴会場をそれぞれ「TKPガーデンシティ千葉」、「TKPガーデンシティ幕張」として運営を開始するなど、積極的に展開。今後はこの2施設との連携をはじめ、TKPの全国ネットワークを生かした営業活動、交通や宿泊の手配を一括で行うことにより、更なる事業の拡大を見込んでいるという。

TKPは2005年に創立以来、全国で1,072室の直営貸会議室を運営している。