貸会議室、仙台で需要回復、企業が研修や採用再開

2011-05-28

日本経済新聞に当社記事が掲載されました。

 貸会議室の需要が仙台市で回復している。東日本大震災後に見合わせていた東北地方での研修や採用を再開する企業がゴールデンウイーク以降に増えたためだ。会議やセミナーの利用も多く、低迷の続いた稼働率は例年並みの水準に戻ってきた。

 仙台市内の3カ所で貸会議室を展開するティーケーピー(東京・中央)は「震災直後に5割以下まで下がった稼働率が例年並みの8割に上がった」という。

 震災後は会議や試験を中止・延期する企業が増え、貸会議室の需要が急減した。4月までは事務所が被災した企業が避難先として利用するケースが多かった。5月以降は事務所の移転先が決まった企業が増え、こうした事例は減少。貸会議室の使い方は「震災前に戻りつつある」(ティーケーピー)。