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日本経済新聞に「ファーストキャビンTKP名古屋駅」の記事が掲載されました。
2017-05-29
コンパクトホテル第1弾、TKP、名古屋に夏開業
貸会議室運営のティーケーピー(TKP)は大手予備校、河合塾の旧校舎をコンパクトホテルに転用する。第1号を今夏、名古屋市に開業する。簡易宿泊所運営のファーストキャビン(東京・千代田、来海忠男社長)と共同で開発、運営する。名古屋駅周辺にある自社の会議室とセットで利用してもらい、企業の研修需要を開拓する。
「ファーストキャビンTKP名古屋駅」は全199室で、窓やドアのない簡易宿泊所の形態を取る。部屋は大きさに応じてファースト、ビジネス、エコノミーの3タイプを用意。宿泊料金は4500~6500円程度に抑え、カプセルホテルとビジネスホテルの中間の価格帯を狙う。男性、女性で階を分けており、新入社員研修などに利用しやすくする。
TKPはファーストキャビンと3月に資本・業務提携した。簡易宿泊所は窓を設置しなくても済むため、予備校校舎をホテルに転用しやすい。改装費は約6億円で、年間売上高は3億円程度が見込まれる。今後3年間で同様のコンパクトホテルを10店舗を開設、売上高20億円をめざす。