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仙台駅北側にアパホテル、きょう着工、近隣、開業・建設相次ぐ。
貸会議室を運営するティーケーピーは8日、JR仙台駅北側で「アパホテル〈TKP仙台駅北〉」の起工式を行う。2018年10月ごろ開業する予定で、隣地には会議室棟も新設する方針だ。仙台駅周辺ではホテルの開業や建設計画が相次いでおり、観光・ビジネスの集客競争が激化しそうだ。
新ホテルは13階建てで、延べ床面積は7149平方メートル。客室数は305室で、300人を収容する大宴会場やレストランも備える。ホテルの売上高は年間約9億4千万円を見込む。仙台市内にはアパホテルが2カ所あるが、ティーケーピーが市内で同ホテルをフランチャイズ運営するのは初めて。
同社は貸会議室を仙台市内で7カ所運営している。会議室を利用する企業の中には宿泊を伴う研修を行うケースが多いため、需要に応える。河野貴輝社長は「宿泊機能や宴会場ができることで、既に稼働している他の会議室の需要も高まる。仙台の旗艦店として機能させたい」と話している。
仙台市中心部では法華倶楽部(東京・中央)が8月1日にビジネスホテル「アルモントホテル仙台」を開業する。客室は141室で、11階建て。延べ床面積は約4450平方メートルで、大浴場などを備えている。仙台駅東口では6月19日に「ホテルメトロポリタン仙台イースト」も開業予定だ。