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中部経済新聞に「ファーストキャビンTKP名古屋駅」についての記事が掲載されました。
カプセルホテルを展開するファーストキャビン(東京都)は9月1日、名古屋市中村区則武1に「ファーストキャビンTKP名古屋駅」を開業する。同ホテルは中部地区初で、貸会議室「TKP」を展開する資本・業務提携先のティーケーピー(東京都)がフランチャイズ運営する。会議室利用客などを集客し、安定的に95%以上の稼働率の確保を目指す。
客室数は199室。室内は飛行機のファーストクラスをイメージ。上質な3タイプの客室を用意した。料金は4500円から。
いずれのタイプも室内にテレビやコンセントなどを完備。また館内には大浴場や、会議スペースとして使用可能なラウンジも備える。客室フロアは男女別。旅館業法は簡易宿所として運営する。
建物はもともと河合塾トライデントデザイン校の校舎で、ティーケーピーが取得。会議室として運営していたが、今回宿泊施設に転換した。
ティーケーピーは現在、名古屋市内に9施設88室の貸会議室を運営している。これらの施設を会議や研修で利用する法人顧客の宿泊需要を取り込み、95%以上の稼働率を維持する考えだ。
ファーストキャビンの担当者は、今後の東海地区での事業展開について「10施設程度のポテンシャルがある」としている。